「消費しない」ことが最強の武器となる
『捨てる 残す 譲る 好きなものだけに囲まれて生きる』を読み終えた。
テレビのCMを無視し、衝動買いをせず、服を買い替えずに修繕し、最新の電化製品を購入するのを控えるたびに、ささやかな抵抗をしていることになります。(328ページ)
この文章を読んだときに、タイトルのフレーズがパッと思い浮かんだ。
「買い物は投票」とよく言われる。
漠然とお金を支払うのではなく、自分が共感できるモノ、サービス、アイデアに、「投資」という意識でお金を使っていくということ。
同様に、
「買わないこと」
も投票なのかもしれない。
どんな人でも(ニートでお金が少ない人でも)、「買わないこと」で表現できるものがきっとある。
○「買わない」という意思表示
共感できないものに対しては、断固としてお金を払わない姿勢。その消費活動(非消費活動)の総意が、形作っていく世界。
そう考えていくと、「何を買うか」はもちろんのこと、「何を買わないか」に対しても意識的になる。