こういうニートの期間が人生にあって逆によかったと思う。
お金を使わないで楽しむことの訓練になるし、節約の基礎体力づくりにもなる。その後の人生でずっと使えるスキルだ。
20代で普通に働いていたら、消費社会にどっぷりと浸かってしまって、節約するという発想すらなくなっていただろう。
本来ショッピングが大好きな俺のことだから、仕事のストレスを発散するためにモノを買って、それを支払うために働く、という不毛な悪循環に陥っていたはずだ。浪費の習慣がついてしまうと、抜け出すのはなかなか難しくなる。
いつまでニートでいられるか分からないこのご時世。一日一日を噛み締めて、冬眠する。